top of page

入試形態別体験談(留学生)

1.Mさん

 大学での専攻は日本語教育ではなく、日本語教育という分野に関する知識が一切ありませんでした。そのため、研究生として授業を受けながら、試験準備をすることにしました。

 試験は筆記試験と面接に分けられます。筆記試験は主に日本語教育の専門知識に関する内容です。大学院の説明会で、あるいは、先生たちから参考書リストがもらえます。それを読んで、日本語教育全貌に対する理解や基礎知識を身に付けることが大事だと思います。

もちろん、授業にも参加しました。学部の授業と大学院の授業を両方取りました。本を読んでいる時には理解できなかったことや、疑問を持ったことに対して、授業からヒントをもらいました。

 一人で独学するだけではなく、異なるゼミの研究生たちと一緒に勉強会をやって、一緒に過去問を考えて、お互いに持っている資料をシェアすることもとても役に立ちました。

 筆記試験の内容以外、自分の研究計画書を十分に準備しなければなりません。面接で聞かれるので、自分の研究に関する内容をきちんと調べておいた方がいいと思います。よりよい研究計画書にするため、先輩や指導教官との相談もお勧めします。

 試験当日の時間配分に気をつけましょう。過去問をやる時にテスト本番を想像しながら、解いた方がいいと思います。少しの緊張感は悪いことではありません。日々努力を積み重ねていれば報われる日は来ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2. Dさん

*研究生で聴講した後期の科目名

 ①LA科目ことばと世界10グローバル化世界に生きる(加納先生)

 ②日本語演習IIIB(加納先生)

 ③日本語教育学演習(加納先生)

 ④上級論文作法(菅生先生)

 ⑤日本語教育学概論II(菅生先生)

 ⑥多文化共生論(加賀美先生)

 ⑦言語教育方法論特論(加納先生)

 

*受験準備

 入手した参考書を4回ぐらい読みました。試験一ヶ月前から過去問で模擬練習を始めました。反省点は、他の先生の授業を受けず、論文もよく読まなかったので、それらの知識について答えられなかったことです。

 

*試験当日

 試験官が知っている先生で、問題数も少なかったので、あまり緊張しませんでした。時間配分を把握するために、腕時計は必要です。答えるコツは用語説明の問題から始めることです。記述問題については、まずメモ用紙に書きたい内容をロジックのある方式で整理してから答案用紙に書くといいと思います。

bottom of page